DEEP 129 IMPACT |JTT勢の試合予想
JTT期待株・琥がEXFIGHTの齊藤冬翔と対戦。ボクシング由来の高精度ストライクに対し、壁レス〜トップで主導権を握れるか。減量適応・被弾管理・タックルミックスの3点から勝負を読む。
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DEEP 129 IMPACT 試合結果|JTT 琥が左フックTKO、TAKUMA一本勝ち - JAPAN TOP TEAMを上から目線で語ります
琥(JAPAN TOP TEAM) vs 齊藤 冬翔 (EXFIGHT)
DEEPフライ級/3分2R/アマチュアSルール
試合の背景
JTT期待の若手・琥が、名門EXFIGHTの齊藤冬翔と対戦。 齊藤はボクシング出身で、THE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED 61kgトーナメント準決勝進出の実績があり、ストライキング能力の高さは証明済み。 両者ともボクシングをバックボーンに持ちながら、レスリングやグラップリングにも取り組んでおり、現代的なストライカー同士のマッチアップとなる。
試合予想
まず体格面。身長は近いが、筋量では齊藤が優位に見える。これは前回が61kg契約だった影響が大きいはずで、今回フライ級まで落とした際のパフォーマンス維持が最初の注目点だ。
おそらく齊藤はこの試合がプロへの最終チェックという位置付けと想像する。フライ級での調整で問題がなかった場合にはプロの世界に行くだろう。非常に期待の出来る選手だ。
スタンドの技術では、齊藤の完成度がわずかに上と見る。ジャブ、ストレート、フック、アッパーを多彩に使い分け、オーバーハンドからタックルを対にした選択も提示できる。一方で、壁レスや四つの局面では伸びしろが残る印象だ。
対して琥は、壁レス〜組の展開で優位性を見せており、上を取りに行く判断やコントロールに強み。グラップリングに関しては齊藤の情報が少なく評価保留だが、経歴的には琥が現時点でやや有利と考えられる。
試合の分岐は、両者が殴り合いを選ぶか、タックルを混ぜたMMAスタンドに寄せるかで大きく変わる。齊藤の打撃はアマチュアの枠を超えており、琥も同様に高水準。純粋な打撃勝負になれば、どちらかが大きなダメージを被るリスクは高い。
加えて、DEEPアマ(FKT以外)はプロ仕様グローブで行われるため、一撃の影響が大きい。アマチュアとしての安全面を考えると、パウンドグローブ採用がより望ましいカードではないかという思いもある(もちろんパウンドグローブでも強いパンチは効くが、被弾リスクの分散にはなる)。
理想は、双方がタックルを織り交ぜたMMAの試合運びを選ぶこと。 大きな被弾を避けつつ、壁レスとトップコントロールの攻防でラウンドを組み立てる展開に期待したい。
勝敗の鍵
- 減量適応 :齊藤がフライ級でどこまでスピード・耐久・持久を保てるか。
- 壁際主導権 :琥が早い時間帯からケージに触れ、差し合い〜足掛けに持ち込めるか。
- 選択の質 :被弾後に 即座に組へ切り替える判断 ができるか。
まとめ(所見)
- スタンド微差で齊藤優位/組・壁は琥が優位 。
- 殴り合いは双方にリスク が高い。MMAスタンドを選んだ側が主導権を握る可能性。
- 安全面も考慮し、 タックルミックスの展開 に期待。